隠岐の島、春の花通信。
(2011.04.04) 健気に咲くカタクリの花 “隠岐は絵の島花の島”と隠岐民謡のしげさ節で唄われているとおり、隠岐は春になると、島中で色んな花が咲き乱れます。その一部をご紹介しましょう。 大人気の高山植物 薄紅色の花びらはレース状になっていて、その可憐な姿に心を奪われる人も多数おられるとか。(私も、初対面から心を奪われた口です。) 普通、このイワカガミは、高山に登らなければ見られない花だそうです。 しかし!!隠岐では標高600mのちょっと高い山(途中まで車で、その後徒歩30分ぐらい。)や、散歩コースの海岸沿いでも見ることができます。 わざわざ高い山に登らなくてもいいので、イワカガミファンの方は必見ですよ!! 同じく、5月~6月に咲くのが、隠岐にしかない種類のシャクナゲ。その名も「オキシャクナゲ」。 普通のシャクナゲに比べて葉が小さく、花も美しいのが特徴といわれています。 ただ、残念ながら、島後の山地に広く分布していたオキシャクナゲも乱採により、現在ではごく限られた地域にのみ生育しています。(悲しい。) しかし!現在、島内では数多くのシャクナゲが栽培され、毎年、花が満開になる5月初旬に合わせて、“しゃくなげ祭”が開催されています!! 約一万本のシャクナゲが植えられている「村上家隠岐しゃくなげ園」に一歩足を踏み入れると、そこは鮮やかなピンク色の花が咲き誇り、まるで別世界のようです。 満開のしゃくなげ園は別世界 他にも、知夫里島の赤ハゲ山は、4月上旬から、野大根の花で覆われます。足元に広がる薄紫の花畑。花畑の先には、青い空と海の大パノラマ。夢見る乙女(女の人は幾つになっても、心は夢見る乙女のハズ)なら一度は憧れるシチュエーションじゃないですか?! 鼻歌を唄いだしてしまうこと間違いなしです。 今回ご紹介したのは、隠岐の花のほんの、ほ~んの一部です。隠岐にはまだまだ珍しい花がたくさんあります。 みなさん、グズグズしていると、見逃してしまいますよ!! 隠岐は絵の島花の島。ご自身の目で確かめてください!! (隠岐の島は、大山隠岐国立公園です。公園内での植物採取は法律で禁止されています。) |
ライター:澤井 藍
古の文化を伝える隠岐国分寺蓮華会舞
(2011.04.04)
「 眠り仏之舞」二人のカワイイ仏が相撲をとっているところ。 隠岐が世界に誇る!!と言っても過言ではない古典芸能、 「麦焼き之舞」翁の動きが 「③太平楽之舞」は、四人の少年が鳥甲を被り、腰に刀を差して舞う日本風の舞です。 「④麦焼き之舞」は、男の子が黒い翁の面をつけて腰を曲げながら、農作業の様子を表すユーモラスな舞。 「龍王之舞」衣裳も動きも 美しく力強い蘭陵王を彷彿とさせる、勇壮な舞です。優美な衣装で静かに舞う「⑦仏之舞」の後、最後に、全員で列を作って舞場を周る「入れ舞」で退場し、奉納が終了します。 蓮華会舞は1000年の歴史の間、天災や廃仏毀釈などによる存続の危機を乗り越えて今に伝えられてきました。 隠岐国分寺で奉納されます。 古の大陸文化が偲ばれる貴重な舞であり、多くの人の想いが込められた隠岐国分寺蓮華会舞。 4月21日に隠岐国分寺でご覧いただけます。詳しくは、下記までお問い合わせください。 隠岐の島町観光協会:Tel 08512-2-0787 |
ライター:澤井 藍
隠岐の妖怪その六~天吊るし~
(2011.04.04)
天吊るしチャン 妖怪シリーズも第六回目を迎えました。 |
ライター:澤井 藍
観光に関するお問い合わせ先
- 隠岐観光協会 08512-2-1577