ハイキングに行こう!
(2010.10.05) 隠岐で一番気持ちのいい季節になりました。天気のいい日はお弁当をもってハイキングに行きたくなります。隠岐の山は少し険しい道もありますが、ひ弱な私でも登ることができます。
先日、さっそく隠岐諸島で最高峰の大満寺山(標高608m)に登ってきました!この日はお天気もよく、絶好のハイキング日和。頂上からは、島後の玄関口である西郷港が一望できるほか、黄金色に輝く田んぼが眼下に広がり、まさに絶景。「ヤッホ~♪」 |
なかでも、今回ひと際目をひいたのが「サラシナショウマ」というキンポウゲ科の花。まっ白な猫のシッポのようでとても可愛い花です。他にも、白い竜のような「アキノギンリュウソウ」や、全国でも多くの地域で絶滅危惧種に指定されている「ベニシュスラン」の蕾を見つけて大興奮!!隠岐の豊かで貴重な自然を自分の肌で感じることで、その偉大さ・尊さを改めて実感しました。
隠岐の植物は、暖かい土地の植物に混じって亜高山帯(隠岐の緯度では1000m以上高い場所)の植物や、寒い地域の植物などが混在しているという、とても不思議な植生をしています。また、植物の他にも隠岐独自の文化・歴史、さまざまな時代の痕跡が残る地質が評価され、昨年10月、日本ジオパークに認定されました。
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ライター:澤井 藍
日本酒の秋
(2010.10.05)
稲穂が黄金色に色づき、稲刈りのシーズンまっただなか。なかでもお酒の仕込みに使う酒米は、普通の米より少し早目に収穫するそうで、今は「はでば」(=稲を干しておくところ)で天日に干されています。もっと寒くなってからお酒の仕込みがはじまります。そして、春には新酒ができます。
「秋上がり 隠岐誉 ひやおろし」! |
「ひやおろし」って?という方のために、少し解説を。 春先にしぼられた新酒を加熱殺菌(火入れ)し、蔵に貯蔵します。そして、暑い夏の間はひんやりとした蔵で一休みしながら、じわじわと熟成を深めます。やがて涼しい秋風が吹き始めた頃に出荷が始まります。 普通のお酒は、出荷前に2度目の火入れをしますが、この「ひやおろし」は2度目の火入れをせず「冷や」のまま、貯蔵用の大桶から木樽に「卸(おろ)して」出荷したことから、「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれるようになったとか。 秋の味覚にぴったりの芳醇な香りのお酒です♪秋は古くから収穫に感謝して秋祭りが行われ、人々は神々と“大地や海の恵み”を味わい、“酒”を酌み交わしたようです。
隠岐の島の大部分は、火山が噴火して流れ出した溶岩=「火成岩」でできています。この地層を通って湧き出た水は、あまりミネラルを持たないので、“軟水”が生まれやすいと言われています。だから、「火成岩」という自然のフィルターを通って湧き出た隠岐の水は“軟水”。 この“軟水”でお酒をつくるとソフトな淡麗のお酒ができます。
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ライター:澤井 藍
謎の穴 ~妖怪シリーズ 第2弾~
(201010.05) んん?妖怪トンネルの先になにかいる?!? あれは・・・○○○??(続く)
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ライター:澤井 藍
観光に関するお問い合わせ先
- 隠岐観光協会 08512-2-1577