(2011.01.07)
みなさん、あけましておめでとうございます(*^_^*)
また、新しい年が始まりましたね!!
今年の抱負は…こういうのは、一番最初に思ったことなんでしょうが、あれもこれも…と欲張りしてたら、
決めれないままになってしまうんですよね(>_<)なんて、年明け早々申し訳ないですっ…。
いやいや、今年も元気いっぱい突っ走って頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
大浦グロ(イメージ)
さて、大田市では、1月11日(火)~1月15日(土)まで、大田市五十猛(いそたけ)町の漁港にて、『グロ』という特別な仮屋(竹を主な材料として、直径10メートルほどの円錐形)を作り、一年間の豊漁と無病息災を祈る行事があります。
これは、昔(出雲神話の頃:3世紀~4世紀)、神様方がこの地域をとおりかかられたときに、住んでいる住居が貧弱で、しかも日陰の湿気の多い穴居での生活であったため、病気が流行り、漁も無く生活に苦しんでいるのを見られて、木や竹や草をつかって、陽の当たる丘の上に家を作ることを教えられました。
そのため、人々は健康を取り戻し漁も多くなり生活も楽になりました。
これに感謝して、正月に歳徳神を祭る行事に併せてグロの行事が始まったと伝えられています。
文献としては、江戸時代以降のものに残されています。
現在も、大田市五十猛町大浦に伝承される小正月の行事で、行事の期間は、地区の人々が仮屋に集まり、屋内に設けられた囲炉裏を囲んで餅などを焼いて食べながら深夜まで歓談して過ごします。
仮屋は15日の早朝に解体され、各家が持ち寄った正月飾りとともに焼かれます。年の初めに仮屋を設けて神を迎え、生業の予祝や火焚きを行う行事は、日本の各地に地域的な特色をもって伝承されていますが、この行事は、西日本地域の中で特色ある小正月の行事として注目され、大田市指定無形民族文化財、国の重要無形民族文化財になっています。
また、R9号線にある湊隧道(五十猛町:トンネル)付近では、「潮の華」と呼ばれる波の華がみられます。
これは、荒れた日本海ならではの風物詩です。
打ち寄せる波が風にのって華のように、ふわふわと飛んでいるんですよ!
ぜひ、グロとご一緒にご覧下さい。
それでは、1月号もここら辺で失礼したいと思います(^_^)/
寒い日が続きますが、みなさんお身体には十分にお気をつけて、スマイル全開でお過ごし下さい。
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